あおぞら奨学基金
~一歩、未来へ ― 被災地の生徒たち~
「震災で家もお金もなくなって、あるのは不安ばっかり」「がんばってるけど......正直、毎日キツい」
全青協が行った聞き取り調査では、被災地の生徒から深刻な声が挙がっています。
家計の支出を減らすため、大好きだった部活動を止めた中学生。
学校に通い続けるため、必死にアルバイトをする高校生。
震災から時間が経つなかで、経済的な不安から、将来への希望を持てない生徒がたくさんいます。
活動について
明日へ希望をつなげたい ― そのひたむきな想いに応えるため、全青協では給付型の奨学基金事業を関係団体と協働で開始しました。
1ヵ月1万円の募金により、1人の奨学生を直接サポートしていただく「奨学生サポーター」と、奨学基金事業そのものを支えていただく任意の募金、どちらかをお選びいただけます。
月々1万円でできること
例えば、高校での授業料以外の学習費負担は、年間30~60万円にも上ります。
当たり前にあるものが用意できない生徒たち。
彼らのために、わたしたちが月々1万円でできることがあります。
- 成長期の中高生は、昼食費や放課後のおやつに、1日あたり500円程度の飲食代がかかります。
- 遠足、修学旅行、卒業アルバム......学校行事のために、年間10万円以上の積立金が必要になります。
- 模擬試験は1回あたり約4,000円。高校生は学校や学習塾などで年間10回程度の試験を受けます。
奨学生サポーターへのご登録
頑張る生徒を応援する「奨学生サポーター」
- 1ヵ月1万円の支援金によって、1人の奨学生をサポートしていただきます。
- ご友人・団体様でのグループ支援も可能です。例えば、4人では2,500円、10人集まれば1,000円で支援できます。
- サポーターのみなさまには、奨学生から年間2回のお便りが届きます。さらに年間1回、奨学生の成長記録をお届けいたします。
- サポーターへのご登録を希望される方は、お電話(03-3541-6725)またはお問い合わせフォームにてご連絡下さい。お申込み書類を郵送にてお送りいたします。
「あおぞら奨学基金」事業を応援する
- 任意の金額を募金いただきます。
- 募金は奨学基金事業のほか、東日本大震災によって困難を抱える生徒を支援する活動に充てられます。
日本財団及び特定非営利活動法人CANPANセンターにより運営されているCANPANプロジェクトのサイトを利用して、送金いただいております。
下記お申込みフォームより、必要事項をご入力の上ご送金ください。
※ボタンをクリックすると、CANPANの寄付ページへ移動します。
送付先:
郵便振替/00140-2-414648
口座名義/あおぞら奨学基金
活動報告
全青協では、被災地で暮らす高校生に対して「あおぞら奨学基金」事業を通し、継続してサポートを行っていきます。子どもから大人への階段を上る高校生を、一緒に後押ししてくださるみなさまに感謝いたしつつ、新たにご支援いただけるサポーターを随時募集しています。
2022.04.21 ・旅立ちの春を迎えた奨学生 -あおぞら奨学基金の今
2021.05.10 ・新たな道を歩み出した第9期あおぞら奨学生 -10期生の募集と支援へ向けて
2021.03.04 ・東日本大震災から10年 -今、私たちにできることとは
2021.03.04 ・あおぞら奨学基金 子どもたちの未来をつなぎたい -震災から10年の今
2020.05.07 ・未来にはばたく奨学生たち -あおぞら奨学基金の今
2016.09.28 ・東日本大震災から5年半―子どもたちの支援のあり方を考える
2016.03.11 ・被災地の"いま"を知る―子どもたちの明日のために
2014.07.07 ・それぞれの未来へ―被災地の生徒たちは、今
2013.04.25 ・被災地高校生の現在―2つの支援から見えてきたもの
2013.02.20 ・『コミュニケーション・ガイドブック ―こころと未来をみつめて―』刊行!
お問い合わせ
ご不明の点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
全青協事務局
03-3541-6725(受付時間:月~金 10:00~17:30)